日米開戦へと至る昭和史を題材にした劇団チョコレートケーキの代表作で、読売演劇大賞優秀作品賞・優秀演出家賞を受賞した舞台です。1950年代、かつて総力戦研究所で「日本必敗」を予測した若手エリート官僚たちが再会し、酒を酌み交わしながら過去を語り合う場面から物語が展開します。 話題は、日中戦争長期化を招いた近衛文麿の失策や、日米関係を悪化させた三国同盟締結を主導した松岡洋右など、すでに世を去った二人の人物に及び、やがて対米開戦への「帰還不能点」となった南部仏印進駐へと収斂していきます。大日本帝国を破滅へ導いた文官たちの姿を通して、戦争へと至る意思決定の過程を描く作品です。 脚本は古川健、演出は日澤雄介が手掛け、公演終演後には両者によるアフタートークも予定されています。
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