
魯山人寓居跡 いろは草庵
大観時代の輝き 魯山人のはじまり
その他
紹介
編集後に陶芸家として二度も人間国宝(重要無形文化財保持者)を断った魯山人ですが、本格的に陶芸を始めたのは遅く四十代からといわれています。 初めて陶芸に触れたのは山代温泉を訪れた三十二歳の時、まだ福田大観と名乗っていた時期でした。 書家・篆刻家として旅館の看板を制作するために訪れた山代で、明治の名工である初代須田菁華に出会い、陶芸の手ほどきをうけました。 篆刻看板を制作の傍ら、菁華に教えを請い、旦那衆と美食を楽しみ、骨董を愛で、充実した日々を過ごしました。 山代でのひと時は魯山人にとって特別な時間であり、晩年まで山代を訪れ、懐かしんでいたといわれています。 残されている大観時代の作品はおおらかで意欲にあふれ、豊かな時間が感じられます。作品を通して魯山人となる前の輝ける日々をご紹介いたします。
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